自称元グルメ(笑)
美味しいもの探しが楽しくて大好きで生きがいだったの
おいしいものを探してどこまでも~
不味いものは体に入れたくない!
お店で不味いものにぶち当たった時はキレキレ
これを作った人への怒り
こんなものを売ることへの怒り
こんなものが存在することへの怒り
怒 怒 怒
怒り満載でした
そしてかなりの間、引きずるし
何度も思い出す
しんどーいっ
だからいろんなヒーリングを使って
この怒りを変えようとしたり
そもそも美味しいものだけを食べるようになるとか
何度か挑戦したけども
一向に変わらなかった
それが先月のこと
食べログでも評価の高いケーキ屋さんに
わざわざ行ったのよ
それが美味しくなかったの
いつもの通り怒りが一瞬やってきたけど
すぐ収まったのよ
これには自分でもびっくりしてねぇ
- なんでこんな不味いもので評価が高いのか
- ふざけんなパティシエ!ふざけんな高評価したクソな奴!
- 見た目だけ重視するのやめろ!
- そもそも美味しいケーキを知ってるのか?食べたことあるのか?
- お前の味覚で人様に売るな!家庭内だけでやってろ!
- 金返せー!
- 出直してこい!
などなど普通なら毒舌満載になるわけ
不味いものを提供する奴への怒り、憎しみが全開になり
人格全否定が始まる(笑)
それが今回は全然ならなかったのよ
Q:なんでこんな不味いケーキなのに有名なんだ?
A:そのパティシエが不味いケーキを作ってしまう理由はないし、有名になるのにも理由がない
非二元的にそこへ即直結できてしまった
ただ行列ができるお店のケーキが目の前にあるだけ
そのケーキをバランス悪いなぁ~と感じながら食べてるだけ
以上!
金返せ~とか、交通費や時間を返せ~とか
全く出て来なかったな~
ただこの体験をしてるだけ・・・みたいな
この出来事を皮切りに
「不味いもの」という概念がすっぽり抜けたことに気づいた
「不味い」がなくなった・・・が近いかな
美味しいと思わないものに対して
- 味が薄いなぁ、濃いいなぁ
- バランス悪いなぁ
と感じて分析することは起こる
でもその時、「不味い」という表現が出てこなくなった
先週行ったお店で
「これすっごい不味いね」
と一緒に食べてる人に言われて初めて、
不味かったことに気付いた・・・
ものすごくショック(笑)
不味い?あぁ・・・そうか 確かに不味いか・・・というか美味しくはないわな
という感じ
- 肉の臭みが強いなぁ
- 味がバラバラだなぁ 塩があるといいなぁ
と思ってたの それだけ・・・みたいな
そこに怒りや憎しみがない
今週行った甘味処
抹茶が濃すぎでねぇ それはいいんだけど
甘味が全然足りない
店員さんに「甘味を追加するもの欲しい。コンデスミルクとか黒蜜とかシロップでもいい」
と頼んでも「ない」と言われ・・・(絶対あるのに・・・)
こんなことが起きても怒りが湧いてこない
あ、そう で終わり
一緒にいた人は怒ってたけど(笑)
こうやっていままで握りしめていた概念が無差別にスッポ抜ける
でもね怒りや憎しみがなくなったのは良かったけど
不味い感覚がわからなくなるのは悲しい
まだちょっと元グルメのプライドがザワつく(笑)
自分がアホになったようで
不味い!とわたしがいままでジャッジしてきたものを
平然と人にすすめちゃう日が来るのでは?という恐怖が・・・
この概念が抜け落ちるのは
まだまだ先で良かったんだけどなぁ・・・
次は美味しいものについての検証へ続く
⇒美味しい検証
武井亜矢子
【今後の予定】
・8/17(水)14時~東京/日暮里カフェ 非二元ノンデュアリティ~のほほん☆お話し会